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【進路選択②】中学受験者は横ばい、倍率は2倍前後

富山県内でも小中学校の進路選びに選択肢が広がっています。受験のある私立や国立のほか、富山市の公立中学校では通学区域外を選んで進学することも可能です。少子化や学校再編により、小規模特認校や義務教育学校も誕生しました。地域の学校へ通うのが当たり前だった時代から行きたい学校が選べる時代へ。変わる進学事情を探りました

富山県内で中学受験を実施するのは、片山学園中学校(富山市東黒牧)と富山大付属中学校(富山市五艘)の2校です。

気になる受験者数や倍率ですが、片山中、付属中とも公表していません。受験した保護者や学習塾関係者によると、近年の受験者数は横ばい傾向、倍率は高くて2倍超です。

片山の受験対策は小5から

片山中は定員80人で、付属中と併願する人もいます。片山中は運営母体が学習塾です。学校関係者によると、中学受験は小学5年生ごろから塾に通い、対策に取り組む人が多いそうです。試験内容や難易度について、片山中は「教科書の基礎知識をベースに、なぜ、どうしてそうなるのかを問う」と思考力を重視しています。

付属は180~200人が受験

付属中の定員は160人ですが、付属小から70人が受験するため、定員は実質90人。受験した保護者らによると、受験者数は近年180~200人前後で、実質倍率は1.9~2.3倍です。付属中は「試験問題は暗記量や計算力を問う内容ではありません」とし、こちらも考える力が問われていると言えそうです。

小学受験は親子面接も

小学受験では、片山学園はテストと集団行動観察、親子面接、付属小は保護者面接を含む発育検査を実施しています。受験者数や倍率は非公表です。
 

日程は夏以降HPで公開

試験日は中学受験が毎年1月下旬、小学受験が11月~12月です。学校見学を兼ねた説明会を経て、秋以降に募集要項が配布されるのが毎年の流れです。詳しいスケジュールは夏以降、それぞれの学校のホームページで随時公開される予定です。


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