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㊾夏野菜で夏バテ防止【成長期の勝てる!体づくり】

スポーツ選手の栄養サポートや指導者向けセミナーを行う管理栄養士で公認スポーツ栄養士の舘川美貴子さんが、スポーツをする子どもたちや忙しい毎日を過ごすパパ・ママら、それぞれの世代に必要な栄養についてアドバイス。すぐに役立つレシピも登場します。

 夏の野菜は太陽の強い日差しを受けて育ちます。今では季節に関係なく、いろんな野菜が手に入りますが、旬のお野菜は栄養価が高く、味もおいしいので積極的に食べたいですね。さらに価格も比較的安く経済的です。

夏に必要な栄養素が豊富

 夏は高温多湿のため汗をたくさんかきますが、夏の野菜には汗によって失った水分やミネラルを補う栄養素がたくさん含まれています。例えばキュウリやナスは水分が多く、汗の成分であるカリウムなどミネラルを多く含みます。

 スイカは水分、糖質、カリウムといったスポーツドリンクに含まれる成分が入っており、天然のスポーツドリンクに近いです。塩をかけて食べるナトリウムもとれ、さらに良くなります。

 トマトやキュウリは、生で食べられるため、加熱によるビタミンやミネラルの損失を防ぐことができます。強い抗酸化力を持つリコピン、カロテン、ビタミンCなども豊富に含んでおり、日焼けなど日光にも強い味方です。さらに夏風邪の予防にもなります。

 ニラにはアリシンが多く含まれており、エネルギーを作り出すために必要なビタミンB1の吸収を助けてくれる栄養素です。疲労回復にとても良いですね。

鮮やかな色彩で食欲増進

 食欲が低下しやすい夏の食事では、真っ赤なトマト、輝く黄色いトウモロコシ、緑鮮やかなピーマン、濃い紫色の茄子など、見た目の鮮やかさは食欲をそそります。また、ニラ、しそ、みょうがといった香味野菜も食欲をそそります。

 夏の野菜には、そのまま主役になる野菜、そっとわき役に徹する香味野菜もあり、夏バテや食欲低下などを防ぐ役割があります。 
 野菜もしっかりと取り入れ、暑さをのりきりましょう。
 次回は夏の野菜の定番、人気者のズッキーニを使用した簡単な料理をご紹介します。

◆舘川 美貴子(たちかわ みきこ) ◆

管理栄養士、公認スポーツ栄養士
富山市生まれ。中京女子大学(現 至学館大学)健康科学部栄養科学科卒業。
日本スポーツ栄養学会評議員。学生アスリートやプロスポーツ選手の栄養サポートを行っている。