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⑤ 泳げるようになりたい!【おうちで特訓 ママ・パパは名コーチ!】

学校生活の中で、子どもが苦手を感じることはたくさんあります。時間がたっぷりある夏休みは“苦手”を“楽しい”に変えるチャンス。各分野の専門家が、苦手な理由を分析し、ママ・パパが名コーチとなって指導する際のポイントや練習法を紹介します。

<きょうの先生> アピアスポーツクラブ スイミングスクールコーチの伊東佳祐さん

楽しいはずのプールの時間も、泳ぎが苦手な子にとっては憂鬱(ゆううつ)なもの。元気に泳ぎ回る友達のように自分も泳げたら…そう願う子どもたちのために、アピアスポーツクラブスイミングスクールコーチの伊東佳祐さんに、泳ぎが好きになるための5つのステップを教えてもらいました。

最大のハードルは“恐怖心”
泳ぎが苦手な子の共通点であり、最大の難関はやはり「顔に水がかかるのが怖い」、「鼻や耳に水が入るのが怖い」といった水に対する恐怖心です。逆にその恐怖心さえ取り除けば、短時間でクロールを泳げるまでに上達するというケースも珍しくはありません。紹介する5つのステップを、まずは一つずつクリアしていきましょう!

短期間で泳げるようになるための5ステップ

水に慣れる

・まずはプールに入り、水温と水深のチェック。「冷たいかな?」「足が届くかな?」という不安を、まずは自分の体で確かめることがポイントです。
・プールで顔を洗う、水をかけあう、乗り上げキック、バタ足などで、自然に顔に水がかる状況を作り、徐々に水に慣れていきます。


もぐる

息をとめる練習です。
・5秒もぐれたら、次は10秒というふうに、少しずつもぐる時間を長くしてみましょう。
沈ませたカラフルな輪っかを見つける「リング拾い」や「水中じゃんけん」で、不安を感じないよう、楽しみながらもぐる練習をしてみましょう。


<おうちでレッスン>
・シャワーを顔にかけながら、息を止める
・お風呂に見つけやすい色の物を沈ませて、拾う練習。

浮く

水の特性を活かすには、体の力を抜くことが大事です。
息を吸って止め、胸の中に風船を作って浮くイメージを持たせてあげましょう。

・まずはママ・パパの肩につかまって、ゆっくり浮きます。


 ↓ 
できたらビート板につかまって、浮いてみます。
 ↓
最後は何もつかまらずに、腕をまっすぐ伸ばし、手と手を重ねてロケットの姿勢で浮いてみましょう。
<おうちで特訓>
ストレッチマットで姿勢づくり。手の先から足の先まで一直線になることが大事!
 

④すすむ

次は前に進むために大切なバタ足の練習です。
足首は、しっかりと伸ばし、親指と親指がこすれるように。
・まずは、プールサイドに座ってバタ足



・次にプールに入って壁につかまり、肩とあごを水につけてバタ足
・うまくできたら、ロケットの姿勢を作り、壁をけってバタ足で進んでみましょう


<おうちで特訓>
ストレッチマットでバタ足の練習。ひざから下ではなく、太ももから動かして大きくキックすること! 

クロール

手を上手に使う練習です。
・まずは立った状態で、手の回し方の確認。腕をまっすぐ伸ばし、ロケットの形を作って、下の手を回します。

・できたら、実際にバタ足しながら、前に進んでみます。この時、息継ぎはせず、顔を水につけたまま、できるところまで進んでみましょう。

 <おうちで特訓!>
鏡の前でフォームのチェック。腕だけではなく、肩から大きく回すこと! ひじは力まず、腕の形は自然な状態でOK。

良い例

悪い例

「遊んで慣れる」が最初のステップ
おうちでできる一番のレッスンは、遊びながら水に対する苦手意識がなくすこと。今回の5つのステップをクリアできる頃には本人も自信がついているので、25m泳ぐというのもそう難しいことではありません。あきらめずに、親子で一緒に挑戦してみましょう!

 

伊東佳祐 

伊東さん

アピアスポーツクラブ スイミングサブチーフ
幼児から高齢者まで(初心者〜選手指導・水中ウォーキング等)の水泳指導を行う