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ネット電話スカイプで英会話力向上 小杉高と米大学 話す・聴く力磨く

小杉高校(佐野友昭校長)はインターネット電話「スカイプ」を使った継続的な海外交流学習に取り組んでいる。英語重視カリキュラムを選択した生徒が対象で、米国の大学生と1対1で話すことによって英語を使いこなす力を磨くとともに、異文化の相互理解にも役立てている。

海外交流学習でスカイプを使って米国の大学生と会話する高校生

 スカイプを使った交流学習は県立大工学部の清水義彦准教授の協力で3年前から行っている。英語重視カリキュラムを選択した生徒を対象に2年生の秋からスタートし、翌年5~6月までの約8カ月間に15回程度行う。清水准教授によると、スカイプを使った海外との交流学習を継続的に実施しているのは県内では珍しいという。

 現在、交流学習を行っているのは20人。タブレット端末を使ってカリフォルニア大アーバイン校とスカイプでつなぎ、日本語を学んでいる現地の学生と1対1で会話する。端末で相手の顔を見ながら、祭りや相撲など自分で調べたテーマについて英語で説明。手元のホワイトボードに絵を描き込んで見せたり、身ぶり手ぶりを交えたりして伝わりやすいよう工夫している。

 交流学習は1回50分で、毎回、後半になると日本語での会話に切り替える。清水准教授は「米国の学生にとって小杉高との交流は日本語を使うチャンス。双方にメリットがあるからこそ、継続的に取り組める」と説明する。

 授業の回数を重ねるにつれて生徒たちの意欲も高まっている。二口花音(かのん)さん(18)は「気後れせずに外国人と話せるようになった。将来は英語を使う仕事に就きたい」と言う。宮原京子教諭は「米国人と直接話すことで英語力を鍛え、豊かな国際感覚を養ってほしい」と話している。

5月10日北日本新聞・webunより