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⑩「HSCあるあるを語り合うことはカウンセリングになる」イラストレーター太田知子の【敏感さは宝物 ななとひよこママのHSC子育て】

480万部を突破している「子育てハッピーアドバイス」(明橋大二真生会富山病院医師ら著、1万年堂出版)シリーズのイラストをはじめ、子どもを描いたかわいいイラストが人気の太田さん。プライベートでは、ちょっと敏感な心と体を持つ二人の子どものママでもあります。日々の子育ての様子を楽しい4コマ漫画とエッセーでお伝えします。

 先月発売した私の本、『HSC子育てあるある うちの子は ひといちばい敏感な子!』を読んで、先日、こんなことを話してくれた人がいました。 
 
「この本を買ってから、『今日のHSCあるある』を親子で毎日言うようになり、それだけでHSCを楽しめるようになりました」

それこそまさに、この本を出版するときに、私の思い描いていた姿です!
敏感さを嫌なものとして排除するのではなく、楽しい個性として受け入れられるようになったら素晴らしい!

 思い返せば、私がHSPという概念に出会って、敏感さを肯定できるようになったのは、仕事で、大勢の方に協力してもらったHSPアンケートを読んだ日からです。それはまさに、大量の「HSPあるある」でした。

その日から、
「自分のダメなところ」
「直さないといけないところ」
と思っていたところが、全て、「愛すべき個性」と受け入れられるようになったのです。

SNS上で、HSPに関するつぶやきを見るだけでも、なんだか安心します。

自分だけじゃないんだ、これで普通なんだ、と、ひとつひとつ受け入れていくからだと思います。

こういうのをピアカウンセリングというんだっけ?

同じ体験をした人同士で語り合うことは、何にも勝るカウンセリングになるみたい。

知らない人同士なのに、感覚を共有できることがうれしいです。

 今、全国あちこちで、HSPのための集まりが開催されています。
こういうのに参加するのは、とてもオススメです。
とはいっても、HSPは大勢の集まりに参加するのが苦手なので、HSPのお茶会は、たいてい多くても10人程度の集まりです。
ちなみに開催者も敏感な人なので、「みんなに来てほしい」と思いながらも「でもそんなにたくさんは来ないでほしい」というジレンマと闘っているのです(笑)

同じ感じ方をする人との集まりは、言葉にしなくてもわかり合えるような、とても優しくて不思議な空間。

私も、時々参加して、ほっとしたいな、と思っています。

全てのHSPが、敏感さを受け入れて、生きやすくなりますように。

◆太田知子(おおた・ともこ)◆

1975年、東京都生まれ。
主に子どものイラストを中心に描くイラストレーター。
小学生と中学生の2児の母。
著書『子育てハッピーたいむ ななとひよこの楽しい毎日』1~3
『りんごちゃんと、おひさまの森のなかまたち』1~5
『HSC子育てあるある うちの子は ひといちばい敏感な子!』