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高岡、小学校26校から19校に 市検討会議

 高岡市の小学校が26校から19校へ統合再編される見通しとなった。市教育将来構想検討会議(委員長・宮田伸朗富山短大学長)は28日、市青年の家で開き、今後の小中学校配置の骨子案を了承した。小学校の再編は中学校区単位で行い、5校区が対象。うち高岡西部、高陵、伏木の3校区で小学校計8校を3校に統合する手続きを進め、残る2校区では義務教育学校への改編などを行う。5校区全てで小中一貫教育を推進する。市教委は12月中旬から市内の全12中学校区で住民説明会を開く。


 骨子案で統合の方針が示されたのは、高岡西部中学校区の川原、西条、横田小▽高陵中学校区の平米、定塚小▽伏木中学校区の太田、伏木、古府小。いずれも児童が減っており、各校区1小学校に統合し、一定規模の児童数確保が必要とした。五位中学校区の東五位、千鳥丘、石堤の3小統合は既に動き出している。
 国吉小と国吉中は一体化させ、9年間の義務教育学校に改編する。中田小と中田中は将来的に隣接させて、小中一貫教育を強化する。 



 委員からは実施時期に関する質問があり、市教委は、国吉では2020年度の新学習指導要領の全面実施に合わせ、できるだけ早くスタートさせる考えを示した。一方、高岡西部、高陵、伏木の各中学校区での統合時期や統合校の設置場所などは明言しなかった。今回の再編内容は今後10年間で完了、または再編に向けた道筋をつけるとした。

 市教委は、12月中旬から委員同席の下、全12中学校区で住民説明会を実施し、市民の意見公募も行う。市民からの意見を踏まえ、来年1月中に検討会議を開き、1月下旬ごろ米谷和也教育長に「教育将来構想」を答申する。高橋正樹市長と市教委でつくる総合教育会議で同意を得る予定。

 この日の検討会議で骨子案に関する異論はなく、住民・保護者への丁寧な説明や統合に合わせた通学手段の確保、再編後の教育方針を示すよう求める意見のほか、市の財政状況を懸念する声もあった。

 市教委によると、市の学校再編統合は1979年に二上小と守山小が統合して万葉小となって以来行われていない。

2018年11月29日北日本新聞・webunより