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<PR>早期発見で守る自分の体!
ママこそ受けたい乳がん検診

乳がんは、小中学生の子どもをもつコノコトママたちが最も注意しなければならない病気ですが、家事や育児、仕事にと毎日が忙しく、なかなか検診に行けないという声も。まずは、乳がんを知ることから始めましょう。県内の罹患(りかん)状況や早期発見のポイントなどについて富山県厚生部健康課がん対策推進班に聞きました。

30代から増加、日本人女性11人に1人がかかる乳がん

乳がんの患者数は年々増え続け、日本では、今や女性の11人に1人がかかるといわれています。乳がんは働き盛りで小さな子どもを育てる世代に多い病気で、30代から増加し始め、閉経前後の40代後半から50代前半でピークを迎えます。その後は次第に減少しますが、閉経後の乳がんも増加しています。

乳がんは乳房の大きさに関わりなく発症し、発症にはエストロゲンという女性ホルモンが関係しています。初潮が早い、閉経が遅い、初産年齢が遅い、または妊娠・出産経験、授乳経験がないなど、エストロゲンにさらされる期間が長いことや、閉経後の肥満、飲酒によっても、乳がんの発症リスクは高まります。また、食生活や生活様式の欧米化も関係していると考えられます。さらに遺伝性の乳がんも存在し、母親、姉妹、祖母など、家族内に乳がんにかかった人がいる場合は特に注意が必要です。

早期に発見して治療すれば95%以上が治癒

乳がんの多くは進行が比較的ゆるやかで、早期に発見して治療を受ければ、完治も可能です。乳がんはしこりの大きさや転移があるかどうか、転移がある場合はどこに転移しているかなどによって、0~4の5段階のステージ(病期)に分けられます。できるだけステージ2以前の早期に発見することで、治癒率は高くなります。

働く世代の乳がん死亡率が全国平均より高い

富山県の乳がん年齢調整罹患率は、全国平均と比べて高く、働く世代の乳がん死亡率は、40~64歳を対象にした調査と40~59歳を対象にした調査で、ともに全国平均より高くなっています。特に40~59歳では、平成26年から3年連続で全国平均を上回っており、働く世代の死亡率が高いといえます。

一方、富山県の乳がん検診の平成28年の受診率は40.1%。全国平均の36.2%を上回ってはいるものの、県が策定した「富山県がん対策推進計画」の目標値である50%を下回っています。早期発見・治療のために、乳がん検診は欠かさず受診しましょう。

定期検診と毎月の自己視触診で早期発見を!

定期検診は、会社勤めの人は職場で実施されるがん検診、または人間ドックを受けましょう。職場で検診を受ける機会のない人、国民健康保険の人は、市町村のがん検診を受けましょう。市町村の乳がん検診の対象年齢は40歳以上となっています(市町村により異なる場合があるため、各市町村に問い合わせてください)。

乳がん検診は、問診とマンモグラフィ(乳房エックス線検査)を行います。マンモグラフィは左右の乳房を片方ずつはさみ、圧迫して乳房の中を撮影します。

自己触診は、生理が終わって1週間後の乳房の張りが引きやわらかくなったときに、閉経後は月に一度、日を決めて行いましょう。まず、鏡の前で乳房にひきつれやくぼみなどがないかを観察し、次に触ってしこりがないかなどを確認します。気になるしこりや症状がある場合は、乳がん検診を待たずに乳腺専門医のいる医療機関を受診しましょう。

早期発見のために、定期検診は1~2年に1度受診し、自身でも毎月1度の自己触診を継続して、乳房に変化がないかをチェックする習慣をつけることが大切です。