「こらー!!」と言いたくなる子どもたちの姿も、客観的に見たら実は面白い! あるはちみつ屋一家の日常を漫画とエッセーでお届けします。
毎度有難うござります。
とあるはちみつ屋の主でござります。
我が家では、この春、長男ともピーが高校生、次男ヨッチ君は中学生へとそれぞれ進学される事となりまして。
まぁ、ともピーは自動的に高校生になったわけではなく、皆様ご存じの「受験」に挑んだ結果なわけですが。
この受験についても、一筋縄でゆかぬのが、我が家のスーパースター、超大物の、ともピー君でありまして…。
試験前日も、普段と変わらずお勉強など一切しないので、ままに、
「 1 0 分 だ け でも、勉強してみたら…。」
と言わしめたほど、肝が据わっておられましてですね(汗)。
ま、確かに合格確率の高い学校を選んだ上に、志望学科は定員に対して一人しか落ちない志願状況で、かなり合格の確率が高めではあるのですが。
それでも、落ちる一人にならぬ保障はどこにもないのに怖くないのか!?
などと思いつつ、いよいよ迎えた合格発表の日、さすがスーパースターは一味違います。
ここで予想外の大物っぷりを発揮してくれました(汗)。
合格発表の日は両親とも仕事で、私も仕事中におとーさんにも合否の連絡もらえるよなぁ、と思ってましたが、発表時刻を過ぎても何の音沙汰もなし。
いや、これ、落ちたのかナ?
でもなぁ~、合格の方が確率高いはずなんだけどな~。
と思いつつ、仕事後に帰宅し、ソファーに座っているともピーを見つけて聞きました。
私「今日は、大切な日だろう、結果はどうだった?」
ともピー「え~知らん、 キ ョ ウ ミ な い ( ゚д゚) ポカーン」
私「クッ、興味ないって、キミの人生を左右するかもしれない話だろ! 発表、見に行ってないのか!?」
ともピー「あ~もう、め ん ど く さ い か ら 行 っ て な い し。」
私「 は ぁ !?(#゚Д゚)ゴゴゴゴゴ…」
ともピー「あ~知らん知らん、ままが知ってるから~( ̄( ) ̄)ノシッシッ」
クッ、このスーパースターだけは、ふざけおって!と思いましたが、反抗期君の相手をまともにしてもムダなので、ままに聞きました。
まま「は?知りません。今日も、忙しかったんでね、こっちは。」
おいおい、そんなんでイイのかぁ~(母子そろって)!!
まま「あのねぇ、ともピーが言ってたけど、落ちた生徒の所にだけ、中学から電話かかってくるんだって。うち、中学から電話きてないから、受かってるんだよ。」
※結局、翌日ちゃんと合格通知が郵送されて参りました。
まぁ、確かに今更慌ててみてもムダと言われれば、それまでですが…。
くぅ~、そうやって世の中甘く見てると、いつか足元すくわれるぞっ!と、激しく思うのですが…。
って、普通こんなに合格発表に関心ない人間って、いてイイんですか!?
さらに、聞けば発表の時間帯は人手が足らず、ともピーに我がお店のア ル バ イ ト を し て も ら っ て い た とか!!
ふ~む、さすがは我が家の奥方様じゃ。
達磨大師も敵わぬ程の途方もない落ち着きっぷりではないか。
伊達に長年ともピーのままをやっておらぬな(汗)。
…。
…。
うぅぅ…、ま、まぁ、とにかく我が家はこうして無事!?に受験戦争を乗りきる事ができたのでありました。
スーパースター万歳。
(って、いや、母子そろって、本当にそれでいいのか…?)