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開放感抜群のワンフロア ブルックリンスタイルの家 [黒部市K邸]【帰りたくなる家11月号】

理想の家づくりは、いろんな家を見ることから始まります。北日本新聞社が発行するフリーマガジン「まんまる」の人気コーナー「帰りたくなる家」を、コノコトではさらに情報をプラスしてご紹介します。

丸みのある美しいラインの丸スパンを連ねた白のガルバリウム鋼板が秋晴れの空に映える。蔵の引き戸を思わせるケヤキ材の木製玄関戸を開けると、おしゃれな格納庫を思わせるブルックリンスタイルの大空間が広がっていた。

リゾート地に建つかのような洋のたたずまい

約40畳のワンフロアの大空間を玄関、天井高約6mの吹き抜け・階段、リビング・ダイニング・キッチンの三つのスペースで大胆に構成したK邸。冷暖房効率を上げるため、各スペースの間を6枚の引き戸でパーティションできるのが大きな特徴だ。

吹き抜けの空間からLDK方向へ。白の磁器タイルの下には床暖房。壁面には収納力抜群のクローゼットだ

土間を配した玄関は壁に無機質なリサイクルセメント素材を用いたモダンな造り。天井にはアイアンパイプをめぐらし、照明にはインダストリアルエジソン照明とスプートニクライトのビンテージ風の光を用いた。古き良き時代のデザインを大切にするご主人のこだわりが随所に感じられる。

一部の壁にリサイクルセメント素材を用いた玄関。土間の雰囲気にも合っている
木のぬくもりが感じられる天井に照明用のアイアンパイプを配したユニークな玄関

中央の吹き抜け・階段には、ホワイトの磁器タイルを敷いた。アルミ製のスケルトンの階段もアクセントになっており、存在感を放つ。隅には気品ある本革のソファが置かれており、夫婦水入らずのくつろぎの時間をもたらしてくれる。

2階の階段ホールから1階を眺める。ゆったりとした空間構成が実感できる

キッチンはダークの色合いのセメント再生材に可動式のオープン棚、ステンレスシンクを用いたブルックリンスタイル。ダイニングには、チーク材の壁に音符をモチーフにしたオブジェがあり、どこからか軽やかな調べが聞こえてきそうだ。

温かみのあるチーク材を床と壁に用いたリビングダイニング。キッチンにはカップボードを設けず、可動式のオープン棚を設置

セカンドフロアには、ティファニーブルーの壁紙とインナーウインドーが印象的な寝室。メルヘンチックな空間が安眠へと誘ってくれる。高窓を開けると、北から南へ爽やかな風が抜けていく。シングル盤のコレクターであるご主人お気に入りの名曲が大空間を包み込み、優しい時間が流れていく。

2階の寝室は、鮮やかなティファニーブルーの壁紙が目を引く
2階の北側洋室から奥へ。シンメトリーなデザインが美しい
【取材協力】
楠建築
黒部市岡1196-2
TEL. 0765-54-4623