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⑥ネットショップ編 フリマアプリ、ゲーム課金トラブルの罠(わな)【教えてFP】

新学期を迎え、新たに子どもの習いごとを増やそうかと考えているコノコト家。でも受験や進学に向けて貯金もしたいし、将来子どもに負担をかけないために自分たちの老後のお金も少しずつ貯めたい…。頭を抱えるママ・パパがまずすべきことは? 富山県金融広報委員会金融広報アドバイザーのファイナンシャル・プランナーたちが、分かりやすくアドバイスします。

⑥消費生活アドバイザー 古村理栄子さんに聞く「親子で学びたいネットショップの安全な使い方」その2

フリマアプリの個人間取引によるトラブル

「売ります、買います」が個人間でできてしまう、フリマアプリでも最近トラブルが増えています。優良なサイトでは、個人間取引によるトラブルを防ぐため、 “エスクローシステム”と言って、お金と商品のやり取りを仲介する役割を行っていますが、これをかいくぐるような悪質な出品者もいます。

例えば、売買が成約した後に、「値引きをするので、商品が届く前に“商品が届きました”のボタンを押してもらえませんか?」というメッセージが届き、それに応じてしまうと、結局商品が届かず、お金だけとられてしまったという相談が増えています。

トラブルを防ぐためには、しっかりと規約に従うこと。規約とは違う要求を望んでくる出品者からは絶対に買わないことにしましょう。

ゲームの課金トラブルなぜ起こる?

高額請求で多いのが、やはりスマホゲームの課金トラブル。子どもに頼まれて、「一回だけだよ」と、親がクレジットの暗証番号を入れて課金すると、翌月に30万円、100万円と言った莫大な額の請求が届くということがあります。
一度、暗証番号を入れてもらった時に、子供は意外とその数字を覚えていて、「もう一回だけ」と勝手に課金してしまっているケースが多いのです。他にも、おじいちゃん、おばあちゃんのクレジットカードを使ってということもあります。保護者側は、クレジットカードの暗証番号取り扱いには十分に注意しましょう。
商品を買うということは、個人情報をすべて相手に伝えることになります。その後、架空請求ハガキや迷惑メールが送られてくることを想定し、できる限り信用できるサイトを利用しましょう。

「未成年者契約の取消し」制度

未成年者のトラブルを保護するための救済制度というものがあります。あくまで「詐術を働いていない」ということが前提ですが、ネットで被害にあった場合は、すぐに警察か、消費生活センターに相談をしましょう。時間が経つと解決できない場合があるので、なるべく早く連絡することをお勧めします。

お困りごとは、こちらまで

消費者ホットライン 188 

親子でシミュレーションをしよう

「やっちゃダメ」と頭ごなしに伝えていると、いざトラブルが起こった時に子どもは隠そうとしてしまい、取り返しのつかないことになってしまいます。また、こういったトラブルは何も未成年者だけでなく、お父さんお母さんも被害に合う可能性は十分にあるのです。
日頃から家族で、使い方や危険性について話し合っておくことが何よりも大事なこと。正しく、安全にネットを利用できるよう、家族みんなで学んでいきましょう。

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古村理栄子(ふるむら・りえこ)

消費生活センター勤務。消費者トラブル、特殊詐欺に関する講演や、子ども向けの金融セミナーなどを行う。消費生活アドバイザー、金融広報アドバイザー。

 

 

 

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