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まきストーブのぬくもりに包まれる家[朝日町M邸] 【帰りたくなる家2月号】

理想の家づくりは、いろんな家を見ることから始まります。北日本新聞社が発行するフリーマガジン「まんまる」の人気コーナー「帰りたくなる家」を、コノコトでもご紹介します。

共働きのご夫婦が暮らしやすさを求めて選んだ平屋は、家事を踏まえた動線や収納など至るところに工夫が施されている。家族が集うリビングでは、まきストーブのぬくもりがだんらんの時間を優しく包み込む。

田園風景の中でひときわ目を引くブラックのモダンな外観。M邸は共働きのご夫婦と9歳、5歳のお子さんが暮らす平屋の住まい。少しでも家事負担を減らし、子どもたちに目が届きやすいようにワンフロアでコンパクトに暮らせる平屋を選んだ。

ブラックのガルバリウムがモダンでおしゃれな外観

24畳の広々としたLDKは、天井が高く開放的。珪藻土の壁と木をふんだんに使ったナチュラルな空間の中、天井を貫く重厚なまきストーブが存在感を放つ。「エアコンとは違う、体を芯から温めてくれるまきストーブのぬくもりに憧れていました」とご主人。まきをリビングの窓から運び込んだり、掃除したりしやすいようにストーブの周辺は土間にした。

まきストーブのぬくもりと自然豊かな外の風景に癒やされる。リビング階段の上は約12畳のロフトで、子どもたちの絶好の遊び場
壁の珪藻土の調湿・消臭効果で、すがすがしい空気のLDK。カバの無垢床、ベニヤの板張り天井、スギの手すりや窓枠など、木をふんだんに使用

リビング横の和室は、グレーがアクセントのシックな装い。弧を描くように切り取った下がり壁が印象的な床の間は、お子さんのひな人形や五月人形を飾るために広く取った。玄関からも直接行き来でき、急な来客にも対応できるのが便利だ。

和室は天井を低めに設定し、腰を下ろした時にホッとくつろげる空間を演出した

リビングからサンルーム、洗面所、お風呂、キッチンへと回遊できる間取りは奥さまのお気に入り。リビングとサンルームの間は仕切りを無くしてひとつながりに。まきストーブのおかげで冬場も洗濯物がカラリと乾く。

使い勝手の良い造り付けのカップボードを備えたキッチン
キッチン、お風呂、洗面所、サンルームを直線で結び、家事効率もアップ
玄関から直接入ることができる和室は客間としても活躍する

サンルームの奥は主寝室のウォークスルークローゼットへとつながり、取り込んだ洗濯物をすぐにしまえるのもうれしい。M邸は、可動棚やロフト、納戸などの収納を随所に備え、いつも家の中をすっきりと保つことができる。

コンパクトで落ち着いた雰囲気の寝室

一家のライフスタイルに合った新居は心地良く、家族はいつもリビングに集う。この季節は、窓の外に広がる幻想的な雪景色とまきストーブの炎の揺らめきが、家族の時間をいっそう豊かなものにしてくれる。

薪を割るご主人
【取材協力】
iidea(イデア)建築設計室 
朝日町泊304-1 コーポうめざわ2F
TEL.0765-83-1131