メニュー

AKB48・橋本陽菜さんに聞く【10代のキミに贈る本】

AKB48チーム8(チームK兼任)で富山県代表として活躍する“はるpyon”こと橋本陽菜さん(20)。愛らしいルックスと親しみやすいキャラクターで人気を集め、現在は富山をベースに、大学生活とアイドル活動を両立しています。デビューまでの道のりや、コロナ禍のアイドル活動、ファンへの思いを聞きました。

音声番組は2回に分けて配信します。1回目は1月5日、2回目が1月12日、それぞれ午前5時から配信します

-全国47都道府県で開催された「AKB48チーム8全国一斉オーディション」を経て、2014年に中学2年でデビューされました。どんな活動をしていますか。

東京・秋葉原で行われる劇場公演に出演したり、握手会に参加したり、チーム8の全国ツアー~47の素敵な街へ~で各都道府県を回っています。全国ツアーは2018年に富山でも開催されました。他には県内のテレビ番組に出演させていただいたり、イベントに参加させていただいたりしています。

ありのままの自分でファンと交流

-チーム8のコンセプトは「会いに行くアイドル」。2020年はコロナ禍でファンと会うことができなくなりました。振り返ってみてどんな1年でしたか。

ファンの皆さんと直接会えない時間が続いたことで、皆さんと会うことやパフォーマンスを見てもらうことが、アイドルとしての楽しさだったことに改めて気づかされました。

それで、SNSで写真や動画をたくさん配信したり、SHOWROOM(インターネット上の仮想ライブ空間)で自宅のお部屋からライブ配信したり。お家にいながらもできる交流を大切にしてきました。

-動画・ライブ配信で大切にしていることは。

ファンの皆さんのお名前を呼んで、質問にもなるべく答えるようにしています。部屋着でテレビ番組を見ているだけの配信もありますが、ありのままの自分、素の自分を見てもらえればそれでいいかなと思っています(笑)。

「好き」から「なりたい」に

-AKB48を目指すようになったのはいつごろからですか。

小学2、3年生のころにAKB48を知ってから、ずっとAKB48が好きでした。もちろん楽曲や振り付けも好きだったのですが、それ以上に、メンバー一人一人がアイドルとして少しずつ成長していく姿に魅力を感じていました。そして「好き」という気持ちが「自分もなりたい!」という気持ちに変わっていきました。

ただ、東京での活動には両親が反対。そんな中、中学1年のときに、富山でチーム8のオーディションが開かれると知り「富山にいながらAKB48になれる…これはチャンス。やるしかない!」とオーディションを受けました。

-オーディションでPRしたことは。

普通に歌ったり踊ったりしてもインパクトがないと思ったので、お母さんの提案で中学校の校歌を歌いました。これが印象に残ったのかもしれないですね(笑)。

-AKB48に入ってご家族の反応は。

始めのころは、「無理だよ、無理だよ…」とか「みんなかわいい子ばっかりなのにどうするの…」とか言われちゃいました。でも私が「ちゃんとやります」って伝えて、今では応援してくれています。お父さんは、駅まで送り迎えしてくれるし、私のグッズが発売されるたびに買ってくれます。お母さんもときどきSHOWROOMに出演してくれて、一緒にファンの皆さんとの交流を楽しんでくれています。

新幹線の中で勉強も

-現在は大学に通っておられます。アイドル活動と学業の両立、特に大学受験を控えた時期は大変だったのでは。

学校の試験と全国ツアーや選抜総選挙などのイベントが重なったときは大変で、移動時間を有効に活用するように心がけていました。新幹線の中で勉強したり、逆に新幹線で2時間きっちり寝るから、その分家で勉強するようにしたり、メリハリをつけていました。またファンの皆さんに助けられたことも結構あります。私が分からない問題をSHOWROOMで教えてもらったことも。ファンの皆さんから「勉強が忙しいときは配信時間短めでいいよ」って気遣ってもらったこともありました。

-数学が好きなんですよね。

単なる暗記ではなく、論理的に考えて答えを導き出すところが好きですね。考えて答えに近づいていく過程が好きなので、パズルや謎解きも好きです。もともと暗記科目に苦手意識があって…。ダンスは覚えなきゃいけないことが多いので、ハードルが高いです。

大好きな先輩の言葉 心に染みる

-おすすめの本は。

AKB48の元メンバーで初代総監督の高橋みなみさんが書かれた「リーダー論」です。もともと高橋さんのことが好きで読み始めたのですが、アイドル活動や学校生活を送る上で参考になることがたくさん書かれていました。

例えば、AKB48のような人数が多いグループは、どうしても仲の良いメンバー同士でかたまってしまうのですが、高橋さんはその「かたまり」をほぐすようにしていたそうです。そうすることで各メンバーが自分の「かたまり」以外のメンバーとも交流するようになり、AKB48を結束力のある1つのチームに導いていく。チーム8でも、学校のクラスでも同じことが言えます。私にはそういう発想がなくて、すごく印象に残りました。

また何かに行き詰ったとき、高橋さんならどうするのかなと思って読み返すこともあります。好きな人の言葉は心に染みます。10代は好きな人の本をどんどん読むといいと思います。

とことんやり続ける大切さ

-アイドルを目指す子どもたちにエールをお願いします。

自分が好きなこと、やりたいことは、とことんやり続けてほしいです。私は小さいときから大好きなAKB48をずっと見て、聴いて、調べ続けてきて、それが不思議と自信になってAKB48になることができました。

アイドルを目指すなら歌やダンスはもちろん大事です。デビュー当初、私は他のメンバーと比べると全然踊れませんでした。でも今は、ステージでファンの皆さんの声援にできる限り応えたり、たくさん手を振ったりして、「一緒にステージを楽しむ」ということに力を注いで、そこが自分の強みと思ってステージに立っています。

大変なこともあったけど、AKB48が好きで、ずっと活動を続けてきたからこそステージが楽しいと思えてきました。好きなことをやり続ければ、自分ができること、もっとやりたいことを見つけられるはずです。

音声番組は2回に分けて配信します。1回目は1月5日、2回目が1月12日、それぞれ午前5時から配信します