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防げ熱中症! 日傘、冷感タオル、ミストシャワーも

 厳しい残暑が続く中、例年より一足早く2学期が始まった県内の学校では、体育の授業や登下校時の熱中症対策を徹底している。気温に応じ体育の授業や部活動を中止するほか、登下校時に日傘や冷感タオルを使うよう指導。玄関などに霧状の水をまき、周辺の気温を下げる「ミストシャワー」を導入した学校もある。(相川有希美、松澤拓也)

 富山地方気象台によると、県内は8月2日の梅雨明け以降、高気圧に覆われ暑い日が続いている。9月も気温が平年より高くなる見込みだ。

 こうした中、学校では子どもたちが熱中症の危険にさらされている。8月11日には氷見市の男子中学生が、同25日には黒部市の男子小学生が、それぞれ体育の授業後や運動中に熱中症の疑いで病院に運ばれた。

 県教委保健体育課によると、各校は気温や湿度などを考慮し、熱中症の恐れがある日は体育の授業や部活動を中止している。櫻打佳浩主幹は「新型コロナの影響で自宅待機が続き、体力が落ちている子どもは多い。例年よりも気を付けなくてはならない」と話す。

 各校は朝夕の登下校時も対策を呼び掛ける。富山市教委では直射日光を遮るため、適切に日傘や雨傘を使うよう指導。同市太田小学校では傘に加え、水にぬらすとひんやりする冷感タオルも勧める。松浦悟校長は「傘を開くと児童同士の距離を保つことができ、感染予防にも役立つ」と語る。

 霧状の水をまく「ミストシャワー」を導入し、子どもたちに涼を取ってもらっている学校も。同市神保小学校は7月、玄関にミストシャワーを設置し、児童の登下校時に放水している。3年の浅野利奈さん(8)は「ミストを浴びると涼しく感じる。毎日暑いけど、水分補給をしっかりして熱中症にならないよう気を付けたい」と話した。

2020年9月1日北日本新聞・webunより