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新型コロナ/子どものインフルエンザ予防接種を助成

生後6か月~小学6年生 1回3000円助成

 県は今秋、生後6カ月から小学6年生までのインフルエンザの予防接種費用を助成する。新型コロナウイルスと同時に流行すると、発熱などの症状が似ているため、医療現場が混乱することを懸念した対応だ。子どもを持つ家庭のコロナ禍での負担軽減も図る。助成は1回3千円。接種はおおむね2千~4千円台で受けられるため、無料になったり支払いが少額で済んだりする。(藤木優里)

県 コロナとの同時流行による混乱懸念

 石井隆一知事が21日に県庁で記者会見し、説明した。費用は約6億円の見通しで、国の新型コロナ対策の臨時交付金を使う。県によると、都道府県が域内で一律に助成するのは珍しいという。

 知事は、20日夜の新型コロナに関する有識者との意見交換でインフルエンザ対策への要望があったと言い、「少しでも新型コロナ対策に貢献できるよう決断した」と語った。

 補助は1人2回までで、期間は10月1日~2021年1月31日。小学生は新型コロナに伴う特例として20年度のみとし、未就学児は21年度以降も続ける方針。

 接種を受けた子どもは、医療機関ごとに定める料金と、県の助成額3千円との差額を窓口で支払う。助成金は医療機関が県に請求するため、接種を受けた側の手続きは不要だ。

 県は、既に助成している市町村は県の制度を使ってもらう形になるとしている。対象や金額が県の枠内に収まらない分は、市町村が独自に負担する。

 県の人口移動調査によると、県内の生後6カ月以上の未就学児は約4万4千人、小学生は約5万人。費用は県の9月補正予算案に計上する。

2020年8月22日北日本新聞・webunより