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新型コロナ/夏休み短縮検討 南砺・砺波・入善の3市町

コロナ休校の授業時間確保

 新型コロナウイルス感染対策のため臨時休校している小中学校で、授業時間を確保するため、南砺、砺波、入善の3市町が夏休みの短縮を検討していることが分かった。立山町は19日に3日間の短縮を決めた。ほかの自治体でも新学期の初めに集中して授業を行ったり、1日の授業時間を増やしたりして対応する方針だ。

 臨時休校により、小中学校などでは授業時間の不足が見込まれる。文部科学省が示した方針によると、休校により学校教育法施行規則に定められた授業時間を下回っても規則違反にはならないものの、休校により学べなかった内容をどう補うかが課題となっている。

 南砺市と砺波市、入善町は夏休みの短縮を検討。富山市は新型コロナとは関係なく、新学習指導要領に対応するため夏休みの4日間短縮を決めており、この期間で授業の遅れをカバーできる見込みという。

 滑川市では現在授業を再開しており、春休みまでに学習内容を補う。射水市でも休校中に登校日を設け授業を進めているが、「さらに補習が必要かどうかは現段階で見通せず、夏休みを使うかは不明」。氷見市は「長期休暇の短縮は考えていない」という。

 舟橋村は1学期初めに集中して授業を行う方針。上市町でも必要があれば新学期に補充する。朝日町は1日当たりの授業時間を増やすことを検討している。

 魚津市は、家庭学習で対応する内容と新年度の授業に繰り越す内容に分けて対応する。黒部市は新年度の授業時間の中で調整する考えで、高岡市と小矢部市は対応を検討中という。県立高校の対応について、県教委は「学校ごとに判断して対応していく」としている。


立山町は3日間短縮決定

 立山町総合教育会議が19日、町役場で開かれ、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う休校で、学力確保のため、今年の小中学校の夏休みを3日間短縮することを決めた。小学校は春休みに登校日を2日間設ける。進学する小学6年生が学習の遅れに不安を感じないよう、希望者を対象に学習できる場をつくる。

 町では例年、2学期開始は8月27日だが、今年は24日に前倒しする。3日間の余裕を持たせることで、1学期に前学年の未履修分の学習を行ったことによる授業の遅れを補う。

 春休み中の対応として、小学校は24、30日に登校日を設ける。雄山中学校では25日から部活動を再開し、午前中に自主学習用にランチルームを開放する。

 小学6年生の希望者を対象にした学習の場は30日から4月3日まで町元気交流ステーションに設け、教員OBが指導する。

2020年3月20日北日本新聞・webunより