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⑤ウィーン発 ポテトパンケーキ【おウチごはんで世界ツアー】

富山在住の外国人の皆さんに、親子で手軽に作れる家庭料理と、現地の子どもたちの教育事情を聞きます。料理を通して、世界ツアーを楽しみませんか?

 音楽の都、オーストリア・ウィーン出身で、富山大学人文学部教授のツォウベク・ウォルフガングさんに「ポテトパンケーキ」の作り方を教わりました。ツォウベクさんは料理が趣味。指導するドイツ語のゼミの中でもこの料理を作り、生徒たちはレシピを書くことで楽しく作文の勉強をするそう。簡単にできて、子どもから大人までみんなが大好きな味です。

ポテトパンケーキ

【材料】
じゃがいも  3~4個
玉ねぎ      1個
卵        1個
小麦粉  大さじ2~3
塩        適量
コショウ     適量
ナツメグ     適量
油        適量

【作り方】
① じゃがいもと玉ねぎは皮をむき、細切りのスライサーでおろします。


② ①に卵、小麦粉を加えて混ぜ、塩、コショウ、ナツメグで味をつけます。



③ 油を熱したフライパンに②を入れて薄くのばし、中火で両面を焼く。出来上がったら、熱いうちにいただきます。


ポイント 火が強いと、すぐに焦げてしまうので、初めて作るときには火加減に注意してください。

【食べてみた!】

「ケーキ」という名前からつい甘いイメージを持ちがちですが、ハッシュドポテトに近い味です。
大人は塩を効かせて、おつまみに。子どもにはチーズやベーコンを混ぜて焼くなど、いろんなアレンジも楽しめそうです。
ツォウベクさんは、しょう油をかけてビールと一緒に楽しむそうですよ。


【オーストリアの教育事情】

Q.学校制度はどのようになっていますか?
 オーストリアの義務教育は6~15歳と日本と同じですが、日本の小学校にあたる基礎学校は4年間で修了します。その後は、将来的に職業教育を目指す子供は中学校(4~5年)に進み、その後さらに専門的な学校や企業で技術を学び、見習い期間を経て、試験に合格するとマイスターとなります。

  大学を目指す子供は、基礎学校の修了後に一般教育高等学校に8年通い、大学へ進みます。日本では大人になってから職業を決めてパン屋になったりシェフになったりしますが、マイスター制度のあるオーストリアでは長い職業訓練が必要です。


Q.10歳で将来の進路を決めるのは難しいのでは?
 だいたいは親が考えて決めていますね。

Q.小学校の授業は何時から何時まで?
 午前8時~午後1時まで。早く終わります。放課後は、自宅に親がいる場合は、家で過ごしますが、両親が働いている場合は日本の学童クラブのような施設で過ごします。日本の小学生のように、いろんな習い事に行って忙しいということはありません。

Q.長いお休みはどのように過ごしますか?
 7、8月が子どもたちの夏休みです。親たちも2~3週間は休みが取れるので、家族で海や山へ旅行に行きます。

 クリスマスのお休みは2週間あります。この時期には、あちこちでクリスマスマーケットが開かれ、街は特別な雰囲気に包まれます。ちょっと残念なのが、クリスマスにあまり雪がないこと。私が子どものころはもっと雪が多く、ホワイトクリスマスだったのですが。

 2月の初めにも1週間お休みがあり、スキーを楽しんだりして過ごします。

※11月28日(木)発刊の「02」の巻頭特集「気になるドイツのクリスマス」で、ツォウベクさんに、現地のクリスマスの過ごし方を聞いています。こちらもぜひご覧ください。

【教えてくれた人】

ツォウベク・ウォルフガングさん

富山大学人文学部教授。
1996年に来日。富山での暮らしはまもなく10年となり、大学ではドイツ語と演劇を指導する。