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③子どもの活動量が足りない!【目指せ!アクティブチャイルド!!】

生涯を通じて健康づくりや体力向上に取り組むためには、子どものころの経験が大切になります。富山福祉短期大学幼児教育学科講師・NPO法人笑顔スポーツ学園理事長の小川耕平さんが、幼児期・学童期に実践してほしい運動や生活習慣を紹介します。

1日の歩数はどのくらい?

 皆さんは、一日どのくらい歩いているか測定したことはありますか。

成人の1日の歩数目標
男性 20歳~64歳 9,000歩
  65歳以上 7,000歩
女性 20歳~64歳 8,500歩
  65歳以上 6000歩

  ※第4次国民健康づくり対策(健康日本21:第2次)より

皆さんは、目標値をクリアしていますか。歩くこと、動くことは健康づくりの第一歩です。ちょっとした工夫で歩数を確保することができるので、再度、生活を見直してみましょう。

ところで、子どもの1日の歩数はどのくらいか知っていますか。

子どもの1日の歩数
    平日 休日
男児 4歳 14,270歩 11,640歩
  5歳 14,243歩 11,169歩
  6歳 14,645歩 10,998歩
女児 4歳 12,177歩 10,736歩
  5歳 12,307歩 10,397歩
  6歳 11,990歩  9,696歩

          ※秋武(プール学院大学短期大学部)ら調べ

どの年齢も、休日は平日よりも歩数が少ないことが判明しました。また、成人と比較すると多く歩いていると思われますが、本当に子どもにとってこの歩数は適正なのでしょうか?

今の歩数では足りない!

実はこの歩数と運動能力の関連を調べると、平均的な運動能力を得るために確保したい最低限の歩数ということが分かりました。
子どもたちの体力が、昔と比べ低くなっていることを考えると、もっと歩数が伸びるように活動量を増加させなければなりません。また調査では、個人差が大きく、多い子と少ない子で2極化していることも分かりました。

ちょっとした工夫で活動量アップ

歩数を増やすにはどうすればいいのでしょうか?
暮らしの中で、ちょっと工夫するだけで大丈夫なんです。

生活習慣の工夫
  • 買い物に行った時にエレベーターやエスカレーターを使わず階段を利用する。
  • 保育所・幼稚園のお迎えを徒歩で行く。
  • 車をできるだけ入口から遠い場所に停める。
遊びの工夫
  • グループで行う球技(サッカー・ドッヂボールなど)でボールの数を増やす。
  • おにごっこのオニの数を増やす。
    この遊びのどちらかだけで、いつもの1.5~2倍ほどの歩数になります。

また体を動かす遊びは、できるだけ多くの子どもと遊ぶことも歩数を増やすポイントになります。一人より二人、二人より三人!!子どもは元気に外へ出て遊べば、たくさん体を動かすことができますよ。

具体的な運動遊びは、こちらのホームページをご覧ください。
公益財団法人日本スポーツ協会 http://www.sunlife.net/webbook/acp_20161027_b/

【次回】④元気な子どもを育てるために

 

小川耕平さん

◆小川耕平(おがわ・こうへい) ◆

富山福祉短期大学幼児教育学科講師・NPO法人笑顔スポーツ学園理事長

短大教員として学生に幼児体育や運動遊びについて指導する傍ら、幼児向け運動教室の講師やスポーツ少年団の監督も務める。スポーツ愛好家への健康・体力づくり指導や、富山県出身のオリンピック・パラリンピック選手へのサポートも行う。