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県内いじめ 小学校で69%増、過去最多794件

 2018年度に県内の国公立小学校で認知されたいじめは794件となり、17年度より69%、324件増え、過去最多だったことが17日、文部科学省の問題行動・不登校調査で分かった。県教育委員会は「小さな事案も見逃さず、きめ細かく対応する姿勢が浸透してきたため」と説明する。


 いじめを巡っては国が17年12月、児童生徒・保護者と学校・教委の受け止めが違わないよう、ゼロだった学校は公表するよう通知した。しかし、富山市議会や県議会で公表しない学校があることが判明。県教委が18年10月、国の通知を徹底するよう各校に求め、今回の増加につながった可能性が考えられる。

 中学校は17年度比89件増の455件で過去3番目、高校は39件増の124件で過去2番目の多さだった。特別支援学校は9件増の27件。全てを合わせると1400件で、千人当たりの認知件数は12・8件で、全国で2番目に少なかった。


 教員や同級生などに対する暴力は過去最多の768件で、17年度の2・1倍に増えた。小学校404件(17年度比257件増)、中学校298件(同112件)、高校66件(同32件増)で、千人当たりの発生件数は全て全国平均を上回った。


 年間30日以上欠席する不登校の児童生徒数は1592人で過去最多だった。内訳は小学校334人(同55人増)、中学校801人(同166人増)、高校457人(同43人減)。
 県教委によると、小中学生の不登校の理由については、両親の離婚や転居など家庭環境に関する事情が最も多く、「いじめを除く友人関係」が続いた。高校生では「学業不振」がトップだった。

2019年10月18日北日本新聞より